インドネシアでのハコガメ乱獲に警鐘、保護団体
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【2月24日 AFP】野生動物取引を監視しているNGO「トラフィック(Traffic)」は23日、東南アジア原産のハコガメが、食用や欧米ペット市場向けの違法乱獲により、インドネシアの一部から姿を消しつつあると警告した。
トラフィックによると、毎年210万匹に上るハコガメが違法に取引されており、かつて大量に生息していた地域からもハコガメの姿が消えつつあるという。
ハコガメは主にインドネシアで密猟され、食用や漢方薬の材料として中国や香港、シンガポール、マレーシアの市場で売られるほか、欧米や日本などのペット市場でも人気が高いという。
ハコガメは絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引に関する「ワシントン条約(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora、CITES)」で保護されている。インドネシアの輸出割当量は年間1万8000匹だが、違法に取引されるハコガメの数はその10倍から100倍に上るとみられている。
トラフィックはインドネシア政府に対し、違法取引の取り締まりを強化し、ハコガメが絶滅しないよう捕獲数を制限するよう求めている。(c)AFP
トラフィックによると、毎年210万匹に上るハコガメが違法に取引されており、かつて大量に生息していた地域からもハコガメの姿が消えつつあるという。
ハコガメは主にインドネシアで密猟され、食用や漢方薬の材料として中国や香港、シンガポール、マレーシアの市場で売られるほか、欧米や日本などのペット市場でも人気が高いという。
ハコガメは絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引に関する「ワシントン条約(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora、CITES)」で保護されている。インドネシアの輸出割当量は年間1万8000匹だが、違法に取引されるハコガメの数はその10倍から100倍に上るとみられている。
トラフィックはインドネシア政府に対し、違法取引の取り締まりを強化し、ハコガメが絶滅しないよう捕獲数を制限するよう求めている。(c)AFP