豪政府、日本の沿岸捕鯨を認める妥協案を拒否へ IWC議長が提案
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【1月28日 AFP】オーストラリア政府は、南極海で日本が行っている調査捕鯨を縮小する代わりに沿岸捕鯨の拡大を認めるという妥協案について、拒否する姿勢であることを明らかにした。ピーター・ギャレット(Peter Garrett)豪環境相が27日、明らかにした。
報道によると、この妥協案は、国際捕鯨委員会(International Whaling Commission、IWC)のウィリアム・ホガース(William Hogarth)議長が、3月に開催予定のIWC委員会の会合に先がけて行った、ほかの加盟国との非公開協議の席で提案したもの。
ギャレット豪環境相は、「結局のところ、オーストラリアの立場は変わっていない。われわれは、断固として、いわゆる調査捕鯨を止めさせる決意であり、引き続き商業捕鯨に反対する姿勢を貫いていく」と語った。
商業捕鯨は、1986年から実施されているモラトリアムによって認められていないが、日本は、調査として南極海で年間800頭以上のクジラを捕獲している。(c)AFP
報道によると、この妥協案は、国際捕鯨委員会(International Whaling Commission、IWC)のウィリアム・ホガース(William Hogarth)議長が、3月に開催予定のIWC委員会の会合に先がけて行った、ほかの加盟国との非公開協議の席で提案したもの。
ギャレット豪環境相は、「結局のところ、オーストラリアの立場は変わっていない。われわれは、断固として、いわゆる調査捕鯨を止めさせる決意であり、引き続き商業捕鯨に反対する姿勢を貫いていく」と語った。
商業捕鯨は、1986年から実施されているモラトリアムによって認められていないが、日本は、調査として南極海で年間800頭以上のクジラを捕獲している。(c)AFP