シエラレオネ、初めてチンパンジーの生息調査へ
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【1月27日 AFP】シエラレオネ政府が初めて、国内の野生のチンパンジーの包括的な生息調査に乗り出した。同国最大の動物保護区であるタクガマ・チンパンジー保護区(Tacugama Chimpanzee Sanctuary)区長が26日明らかにした。
調査期間は約10か月で、予算は22万ドル(約2000万円)。調査内容は個体数や生息地域の範囲で、結果は繁殖させた個体を野生に放す「リイントロダクション」計画の土台作りにも役立てられるという。
シエラレオネには、チンパンジーの中でも最も絶滅が危ぶまれているニシチンパンジーが生息している。ニシチンパンジーは首都フリータウン(Freetown)近郊の森で見られるという。
1981年に行われた非公式調査の結果から、シエラレオネのチンパンジーの生息数は現在、2000頭を切っていると推定されている。1991-2001年の内戦と、急速な森林破壊のさらなる影響が心配されており、野生のチンパンジーは50年以内に絶滅すると危惧(きぐ)する専門家もいる。(c)AFP
調査期間は約10か月で、予算は22万ドル(約2000万円)。調査内容は個体数や生息地域の範囲で、結果は繁殖させた個体を野生に放す「リイントロダクション」計画の土台作りにも役立てられるという。
シエラレオネには、チンパンジーの中でも最も絶滅が危ぶまれているニシチンパンジーが生息している。ニシチンパンジーは首都フリータウン(Freetown)近郊の森で見られるという。
1981年に行われた非公式調査の結果から、シエラレオネのチンパンジーの生息数は現在、2000頭を切っていると推定されている。1991-2001年の内戦と、急速な森林破壊のさらなる影響が心配されており、野生のチンパンジーは50年以内に絶滅すると危惧(きぐ)する専門家もいる。(c)AFP