ジャワサイの子ども発見、自然繁殖に期待 インドネシア
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【12月23日 AFP】世界のサイの中で最も珍しいとされるジャワサイの子ども4頭が、インドネシア・ジャワ(Java)島のジャングルで発見された。
同国西ジャワ(West Java)州のウジュン・クーロン国立公園(Ujung Kulon National Park)のアグス・プリマブディ(Agus Primabudi)公園長は23日、AFPに対し「最近、野外調査を行った専門家らが、ジャングル近くの浜辺で生後6-7か月のジャワサイ4頭を目撃した」と述べた。子どものサイたちは人間に気づくと公園の奥へと逃げ去った。その先には彼らの両親とみられる2頭のジャワサイがいたという。
プリマブディ氏は、絶滅を免れるに十分な頭数のジャワサイが野生で繁殖可能なことを示しており、新たな希望につながると述べた。
ジャワ島西端にあるウジュン・クロン国立公園には、世界に現存するおよそ50頭ほどのジャワサイの90%が集中している。世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)はジャワサイを絶滅危ぐ種に分類しており、飼育されている個体は世界に1頭もいない。(c)AFP
同国西ジャワ(West Java)州のウジュン・クーロン国立公園(Ujung Kulon National Park)のアグス・プリマブディ(Agus Primabudi)公園長は23日、AFPに対し「最近、野外調査を行った専門家らが、ジャングル近くの浜辺で生後6-7か月のジャワサイ4頭を目撃した」と述べた。子どものサイたちは人間に気づくと公園の奥へと逃げ去った。その先には彼らの両親とみられる2頭のジャワサイがいたという。
プリマブディ氏は、絶滅を免れるに十分な頭数のジャワサイが野生で繁殖可能なことを示しており、新たな希望につながると述べた。
ジャワ島西端にあるウジュン・クロン国立公園には、世界に現存するおよそ50頭ほどのジャワサイの90%が集中している。世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)はジャワサイを絶滅危ぐ種に分類しており、飼育されている個体は世界に1頭もいない。(c)AFP