【12月6日 AFP】イタリア・ローマ(Rome)で開催された「移動性野生動物種の保全に関する条約(Convention on the Conservation of Migratory Species of Wild AnimalsCMS、ボン条約)」の締結国会議は5日、絶滅の危機や国際間の協力が求められる動物のリストに合計21種を加えることを決めた。

「絶滅の危機にさらされている移動性動物種(付属書I)」には、チーター、イルカ3種、エジプトハゲワシ、マナティーなど11種が加えられた。

 乱獲により過去数年で個体数が96%減少した地中海に生息するアオザメの2種などは、「現在好ましくない保護状態下にあって、国際間の協力が必要とされている種(付属書II)」に追加されることが決まった。(c)AFP