【3月12日 AFP】米イリノイ(Illinois)州のシカゴ(Chicago)市環境局では、温暖化ガス排出量削減に向けた取り組みの一環として、市庁舎などのビルに屋上庭園を整備する事業を長年にわたり進めてきた。

 もともとは欧州で実践されたアイデアだったが、最初の庭園が市庁舎の屋上に完成してから7年が経過した現在、シカゴの屋上緑化計画は世界最大規模に発展。

 コンクリートジャングルの気温を下げようと、小売店やレストラン、会社事務所などが入居するビル数十棟の屋上が緑化され、総面積はおよそ37万平方メートルに広がった。シカゴの中心部を空から眺めると、緑のじゅうたんがパッチワーク状に広がっている。(c)AFP