【2月18日 AFP】フランス北部ノルマンディー(Normandy)地方にあるモン・サンミシェル(Mount-Saint-Michel)は、海岸線から1キロほど沖に突き出た岩山。山頂の修道院はフランスでもっとも有名な巡礼地となっており、世界遺産にも登録されている。かつては沖まで陸橋があったが、潮の流れが激しく危険であったため、現在では堤防道路で陸地から連結されている。しかし近年、堤防道路の設置により潮の流れが変化して砂が堆積(たいせき)するようになり、かつての景観が失われつつあることから、砂を除去するプロジェクトが2006年に開始した。プロジェクトの完了時期については、公式発表では2012年となっているが、2015年まで延びる見通しだ。(c)AFP