日豪外相会談、捕鯨問題で立場の違いを確認 船団は操業再開
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【2月1日 AFP】南極海で調査捕鯨を行っている日本の捕鯨船団をめぐって緊張が高まる中、オーストラリアのステファン・スミス(Stephen Smith)外相は31日から2日間の日程で日本を訪問し、都内で高村正彦(Masahiko Machimura)外相と会談した。
会談の直前に、捕鯨船が操業を再開したとの情報が入り、外務省発表によるとスミス外相は遺憾の意を表すとともに、日本政府は捕鯨を中止すべきとの豪政府の姿勢を改めて示した。
一方の高村外相は、日本の捕鯨活動は科学的根拠に基づく調査目的のもので、完全に合法な活動だとの政府の立場を説明。問題を冷静に対処することが重要だと述べ、両者は意見の不一致を確認した。
豪メディアは1日、国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)と同シー・シェパード(Sea Shepherd)の抗議船が燃料補給のため活動を中断したため、日本の捕鯨船団が調査捕鯨を再開したと報じている。(c)AFP
会談の直前に、捕鯨船が操業を再開したとの情報が入り、外務省発表によるとスミス外相は遺憾の意を表すとともに、日本政府は捕鯨を中止すべきとの豪政府の姿勢を改めて示した。
一方の高村外相は、日本の捕鯨活動は科学的根拠に基づく調査目的のもので、完全に合法な活動だとの政府の立場を説明。問題を冷静に対処することが重要だと述べ、両者は意見の不一致を確認した。
豪メディアは1日、国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)と同シー・シェパード(Sea Shepherd)の抗議船が燃料補給のため活動を中断したため、日本の捕鯨船団が調査捕鯨を再開したと報じている。(c)AFP