海上保安官、捕鯨船に同乗・抗議活動対策
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【1月29日 AFP】南極海で日本の調査捕鯨船「日新丸」が環境活動家などからの妨害行為を受けていた問題で、海上保安庁が乗組員らの保護目的で保安官を派遣していたことが分かった。同庁が29日、明らかにした。
海上保安庁は、乗組員らはこうした団体からの度重なる妨害・被害を受けており、人命および船舶保護の観点から保安官を同乗させることにしたと説明。保安官による具体的な活動については、治安上の理由から明らかにしなかったが、保安官は小銃などの武器を携帯しているという。
毎日新聞によると、同庁保安官は「日新丸」が調査捕鯨に向け前年11月に南極海に向け出港した後に補給船で出発し、12月に合流したという。
海上保安庁が日本の領海外を航行する民間船舶に警護要員を同乗させたのは、発電用再処理プルトニウムをフランスから日本まで海上輸送した1992年以来となる。(c)AFP
海上保安庁は、乗組員らはこうした団体からの度重なる妨害・被害を受けており、人命および船舶保護の観点から保安官を同乗させることにしたと説明。保安官による具体的な活動については、治安上の理由から明らかにしなかったが、保安官は小銃などの武器を携帯しているという。
毎日新聞によると、同庁保安官は「日新丸」が調査捕鯨に向け前年11月に南極海に向け出港した後に補給船で出発し、12月に合流したという。
海上保安庁が日本の領海外を航行する民間船舶に警護要員を同乗させたのは、発電用再処理プルトニウムをフランスから日本まで海上輸送した1992年以来となる。(c)AFP