中国・湖南省で工場排水で水道水が汚染 数百人が中毒症状を訴える
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【1月26日 AFP】中国湖南(Hunan)省辰渓(Chenxi)県で、化学工場から漏れたヒ素などの有毒物質を含む排水で水道水が汚染され、地元当局が住民に対し水道水を飲むことを禁じる事態となっている。
病院関係者や国営メディアによると、汚染された水道水を飲んだ住民にはマヒなどの中毒症状が現われ、数百人が治療を受けているという。
地元の医師は24日、AFPの電話取材に対し、水道水を飲んだことによる死者が少なくとも1人出ていると語った。地元当局者も25日、65人の気分が悪くなり、そのうち26人が重体になっていることを明らかにしたが、死者については否定している。
水道水の汚染が発覚したのは、前年の12月のことで、住民たちが水道水が黄色く濁っていることに気づき当局に通報した。その後、地元当局は水道水は安全だと発表していたが、今月始めになって、病院を訪れる住民が増加したという。
被害を訴える住民が急増したことで、地元当局は調査を行い、水道水の中にヒ素などの有毒化学物質が含まれていることを発見したという。(c)AFP
病院関係者や国営メディアによると、汚染された水道水を飲んだ住民にはマヒなどの中毒症状が現われ、数百人が治療を受けているという。
地元の医師は24日、AFPの電話取材に対し、水道水を飲んだことによる死者が少なくとも1人出ていると語った。地元当局者も25日、65人の気分が悪くなり、そのうち26人が重体になっていることを明らかにしたが、死者については否定している。
水道水の汚染が発覚したのは、前年の12月のことで、住民たちが水道水が黄色く濁っていることに気づき当局に通報した。その後、地元当局は水道水は安全だと発表していたが、今月始めになって、病院を訪れる住民が増加したという。
被害を訴える住民が急増したことで、地元当局は調査を行い、水道水の中にヒ素などの有毒化学物質が含まれていることを発見したという。(c)AFP