スペースXの宇宙船、地球帰還に成功 民間では初
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【12月9日 AFP】米航空宇宙局(NASA)によると、米国の宇宙開発ベンチャー、スペースX(SpaceX)の宇宙船「ドラゴン(Dragon)」が現地時間8日午前、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)空軍基地から打ち上げられ、地球周回後に無事帰還した。民間の宇宙船が地球の周回軌道から帰還したのは初めてで、宇宙旅行の実現に向けた大きな一歩となった。
商業用ロケット「ファルコン9(Falcon 9)」に搭載されたドラゴンは現地時間午前10時43分(日本時間9日午前零時43分)に打ち上げられ、約10分後に地球軌道に乗り、地球を2周したあと大気圏に再突入。日本時間9日午前4時4分にメキシコ西岸沖の太平洋に着水した。
NASAは、ドラゴンの着水を確認後、ツイッター(Twitter)に「スペースXのドラゴンが無事着水。ミッション成功!」とのコメントを出した。
今回は無人で打ち上げられたが、ドラゴンは乗員7人と大量の貨物を積めるスペースがあり、来年スペースシャトルが退役した後、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ手段として使われる可能性がある。(c)AFP/Kerry Sheridan
商業用ロケット「ファルコン9(Falcon 9)」に搭載されたドラゴンは現地時間午前10時43分(日本時間9日午前零時43分)に打ち上げられ、約10分後に地球軌道に乗り、地球を2周したあと大気圏に再突入。日本時間9日午前4時4分にメキシコ西岸沖の太平洋に着水した。
NASAは、ドラゴンの着水を確認後、ツイッター(Twitter)に「スペースXのドラゴンが無事着水。ミッション成功!」とのコメントを出した。
今回は無人で打ち上げられたが、ドラゴンは乗員7人と大量の貨物を積めるスペースがあり、来年スペースシャトルが退役した後、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ手段として使われる可能性がある。(c)AFP/Kerry Sheridan