【5月27日 AFP】米報道によると、遺伝子検査で乳がんリスクが非常に高いことが分かったため乳腺を切除したことを公表した米女優のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie、37)さんの母方の叔母、デビー・マーティン(Debbie Martin)さんが26日、乳がんのため米カリフォルニア(California)州の病院で死去した。

 ハリウッド(Hollywood)情報を発信するウェブサイト「E!」が、デビーさんの夫でジョリーさんの叔父にあたるロン・マーティン(Ron Martin)さんのコメントとして伝えた。デビーさんは26日朝、カリフォルニア州エスコンディード(Escondido)の病院で死去したという。

 ジョリーさんはこの1週間ずっとマーティンさんらと連絡を取り合っていたという。「アンジェリーナはここに来られないけれど、彼女も彼女の弟も妻のことをとても愛していた」とマーティンさんは述べた。

 デビーさんはジョリーさんの母親の妹。ジョリーさんの母親も乳がんで56才で他界している。ジョリーさんは今月14日、乳がんリスクを高める可能性の遺伝子変異が見つかったことから、乳腺を切除したと公表していた。(c)AFP