【5月3日 AFP】90日間の薬物治療施設入所を命じられている米女優リンジー・ローハン(Lindsay Lohan)が、カリフォルニア(California)州内のリハビリ施設に入所することになった。同州ロサンゼルス郡上級裁判所(Los Angeles Superior Court)の裁判官が2日、許可した。

 ローハンはこれまで、ニューヨーク(New York)州のリハビリ施設に入所するとしていたが、同施設が禁煙であることを理由に、直前になってロサンゼルス(Los Angeles)南部のニューポートビーチ(Newport Beach)にある施設へ変更を求めていた。

 同裁判所は、ローハンの弁護士がぎりぎりになって求めた変更について、カリフォルニアの施設が検察側の要求内容に「合致するとみられる」として認めた。

 ローハンは2012年6月、サンタモニカ(Santa Monica)のパシフィック・コースト・ハイウェイ(Pacific Coast Highway)でポルシェを運転中、トラックに衝突。当初助手席にいたと主張していたが、その後の捜査で実は自らが運転していたことが明らかになった。今年3月、この事故に起因する軽犯罪について容疑を認めたことから、2年間の保護観察処分も受けていた。

 さらにローハンは、30日間の地域奉仕活動を行うことに加え、18か月の心理療法を受けることも命じられている。(c)AFP