【2月6日 AFP】サッカーの元イングランド代表デビッド・ベッカム(David Beckham)さん(36)が、子どものサッカーの試合でレッドカードを受け退場させられていた――英テレビITVで4日放映されたインタビュー番組の中でベッカムさんが告白した。

 それは、現在は米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angels Galaxy)でミッドフィールダー(MF)として活躍中のベッカムさんが、息子ロミオくん(9)の出場試合を観戦しに公園のサッカー場に出かけたときに起きた。

 ロミオくんの所属するサッカークラブの年少の子どもたちの試合の最中、審判が1人の子どもにレッドカードを出した。「それで、思わず口を出したんだ。『おい、あの子はまだ7歳なんだ。退場はないだろう』って。そうしたら審判はこっちをにらみつけ、言い返してきた。『わたしには権限がある』ってね」

 そこでベッカムさんは「わかったよ。でも7歳の子どもなんだぜ」と言ったという。「すると、審判が近寄ってきて、僕に向かってとレッドカードを出すと、サッカー場の外に出ろと言ったんだ。マジでだよ」

 ベッカムさんは審判に従い、18メートルほど離れたサッカー場の門外に出た。ロミオくんが出る試合が始まってから、再び練習場の中に入ったという。

 一方、元スパイスガールズ(Spice Girls)のメンバーだったヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)さんと子どもたちとのカリフォルニア(California)での生活については、「とてもハッピーだ」とベッカムさんは語った。2人の間には息子3人と娘1人の計4人の子どもたちがいるが、ベッカムさんによると、「もしかすると、あと1人か2人くらいは増えるかもしれない」という。「今すぐには考えていないけど、もし、そうなったら素晴らしいね。僕たち2人とも子育てを楽しんでいるから、いつも期待は持っているよ」(c)AFP