J・ディーンは性的虐待を受けていた、E・テイラーさんが明かす
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【3月28日 AFP】『理由なき反抗(Rebel Without a Cause)』などで知られる米俳優ジェームズ・ディーン(James Dean)は少年期、牧師に性的虐待を受けていた――。ニュースサイト「デーリー・ビースト(Daily Beast)」は25日、故エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)さんが生前このように話したインタビュー内容を掲載した。
このインタビューは14年前に行われたもので、エリザベスさんは自分が死ぬまで公表しないとようにと条件を出していた。
「私はジミーを愛してた。これから秘密を話すけど私が死ぬまでオフレコよ。分かった?」
「ジミーが11歳の時に母親が亡くなり、牧師から性的虐待を受けるようになった。このことがその後ずっと、彼につきまとっていたと思う。実際、そうだったわ。私たちはそのことについてたくさん話したの」
テイラーさんはディーンと共演した『ジャイアンツ(Giant)』の撮影期間中に夜遅くまで話すことが多く、その際に打ち明けられたという。
ディーンは1955年、辛い過去を抱え新しい町にたどり着く少年を演じた『理由なき反抗』のクランクアップ直後に、自動車事故で死亡した。24歳だった。
ディーンは死後、1956年の『エデンの東(East of Eden)』と1957年の『ジャイアンツ』で2度、アカデミー賞にノミネートされている。(c)AFP
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