【10月23日 AFP】米ビバリーヒルズ(Beverly Hills)の裁判所は22日、保護観察下の定期薬物検査でコカインの陽性反応が出たため再収監・保釈された米女優リンジー・ローハン(Lindsay Lohan)被告(24)に、2011年1月末までのリハビリ施設入所を命じた。

 ローハン被告は前月保釈されてからは、依存症リハビリ施設であるベティ・フォード・センター(Betty Ford Center)で薬物依存症の治療を受けている。

エルデン・フォックス(Elden Fox)判事は、被告に1月3日までリハビリ施設に入所するよう命じ、その翌月に予定されている2月25日の出廷までに薬物の陽性反応が出なければ収監を免れると伝えた。違反があった場合には、180日の禁固刑が下される。

 ビバリーヒルズ上級裁判所のフォックス判事は、「わたしは騙されないですからね。あなたは依存症だ。生き方を変えなければなりません。薬物を捨てなければ、今持っている素晴らしいキャリアや、報酬のよい仕事も台無しになりますよ」と被告を諭した。

 さらに判事が、「年明けも施設で過ごすんですよ…理由があってそうさせるんですから」と付け足すと、被告の表情は和らぎ、法廷は笑いに包まれた。(c)AFP

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