【8月4日 AFP】2008年米大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン(Sarah Palin)前アラスカ(Alaska)州知事の娘、ブリストル(Bristol Palin)さん(19)が、婚約者のリーバイ・ジョンストン(Levi Johnston)さん(20)と2度目の婚約を解消した。ブリストルさんが3日、米娯楽誌ピープル(People)のインタビュー取材で明らかにした。2人は3週間前に、再び婚約したことを発表したばかりだった。

 ブリストルさんは同誌に、ジョンストンさんが別の女性との間に子どもが出来たかもしれないと打ち明けたことから、ジョンストンさんとの婚約を解消したと話した。ブリストルさんには、ジョンストンさんとの間にもうけた1歳7か月の息子トリップ(Tripp)君がいる。

「もう終わり。彼とは別れました。決定的だったのは、彼がハンティング・ショーを見るといってハリウッド(Hollywood)に出かけたのに、わたしの家族をまねたミュージックビデオを見たことが分かったことです。彼は世間の注目の的になることで頭がいっぱいで、わたしはもて遊ばれたんです」。ブリストルさんはまた、ジョンストンさんは有名でいることばかりを考えていると非難した。

 ブリストルさんは数週間前、ジョンストンさんと息子のトリップ君とともに芸能誌USマガジン(Us Magazine)の表紙を飾り、同誌で2人が再婚約したことを明らかにしたばかりだった。

 2人は2008年12月、トリップ君が誕生してから2週間後に、1度目の婚約を解消している。(c)AFP

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