【7月15日 AFP】2008年米大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン(Sarah Palin)前アラスカ(Alaska)州知事の娘、ブリストル(Bristol Palin)さん(19)がこのほど、元婚約者のリーバイ・ジョンストン(Levi Johnston)さん(20)と再び婚約した。芸能ニュース誌「USウィークリー(Us Weekly)」が14日報じた。

 同誌のインタビューで、ブリストルさんは「2週間前に婚約しました。両親の許可はまだもらっていませんけど」と話した。3か月前、生後18か月の息子トリップ(Tripp)君の親権を争っていた際に、よりを戻したという。

 ペイリン氏の選挙活動中、17歳で未婚のブリストルさんの妊娠発覚は世間の注目を集め、08年12月にトリップ君を出産したブリストルさんは全米で最も有名な「10代の母」となった。しかし、出産からわずか2週間後、父親のジョンストンさんとの婚約を解消。その後、ジョンストンさんとペイリン氏がメディアを介して公然と中傷合戦を繰り広げる姿が話題となった。

 娘の婚約を「第三者」を通じて知ったというペイリン夫妻は、NBCテレビの「Today Show」に、次のような声明を発表した。「ブリストルは19歳、もう大人です。子どもにとって最善のことを親だって望んでいます」(c)AFP

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