【5月17日 AFP】レインボー(Rainbow)、ブラック・サバス(Black Sabbath)、ディオ(Dio)などのバンドで活躍したへヴィメタルのボーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオ(Ronnie James Dio)さんが16日、死去した。67歳。ディオさんの妻ウェンディさんが同日、ウェブサイトで発表した。

 ウェンディさんによれば、ディオさんは同日の現地時間午前7時45分に静かに息を引き取ったという。死因は明らかにされていないが、ディオさんはがんを患っていると報じられていた。

 ニューハンプシャー(New Hampshire)州ポーツマス(Portsmouth)生まれのディオさんは1950年代、ロカビリーバンドで活動。70年代半ばにはリッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)に誘われレインボーに加入し、79年にはオジー・オズボーン(Ozzy Osborne)が脱退したブラック・サバス(Black Sabbath)に参加した。

 伸びのあるボーカルで知られたディオさんは、人差し指と小指を立てる「デビルホーン」の手ぶりを世に広めたとも言われている。(c)AFP