馬上の王に扮したM・ジャクソンの肖像画、1600万円で落札 米国
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【12月8日 AFP】米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)で開催されている「アートバーゼル(Art Basel)」で行われたオークションで、2人の天使を引きつれ、王のような服装で白馬にまたがるマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんを描いた絵画『Equestrian Portrait of King Philip II(フェリペ2世騎馬像)』が、ドイツ人コレクターによって17万5000ドル(約1600万円)で落札された。ニューヨーク(New York)のアートギャラリー「Deitch Projects」が7日、明らかにした。
この絵は、ニューヨーク在住のアーティスト、Kehinde Wiley氏の作品で、3.51メートル×3.1メートルの巨大なもの。Wiley氏は2008年に依頼を受けたが、ジャクソンさんは完成を見ることはできなかった。
Wiley氏によると、当初、ジャクソンさんが連絡をとりたがっていることを耳にしていたが、「誰かのいたずらだと思って無視していた」という。その後、ジャクソンさんと話し合った後、Wiley氏はジャクソンさんに作品のベースとなる歴史画を大量に送った。
「わたしと一緒に作品を作り上げるというジャクソンさんのアイデアは、彼が本当にやり遂げたかったことだったと思うし、(彼の死後)わたしには作品を完成させる責任があると思った」
落札金額は予想を上回るものだったが、Deitch Projects側は、この作品を含む絵画の落札金額が、景気後退前の水準に届かないものであることを認めている。(c)AFP
この絵は、ニューヨーク在住のアーティスト、Kehinde Wiley氏の作品で、3.51メートル×3.1メートルの巨大なもの。Wiley氏は2008年に依頼を受けたが、ジャクソンさんは完成を見ることはできなかった。
Wiley氏によると、当初、ジャクソンさんが連絡をとりたがっていることを耳にしていたが、「誰かのいたずらだと思って無視していた」という。その後、ジャクソンさんと話し合った後、Wiley氏はジャクソンさんに作品のベースとなる歴史画を大量に送った。
「わたしと一緒に作品を作り上げるというジャクソンさんのアイデアは、彼が本当にやり遂げたかったことだったと思うし、(彼の死後)わたしには作品を完成させる責任があると思った」
落札金額は予想を上回るものだったが、Deitch Projects側は、この作品を含む絵画の落札金額が、景気後退前の水準に届かないものであることを認めている。(c)AFP