「子どもたちを引き取りたい」、E・ジョンの養子縁組計画に実母が反論
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【10月5日 AFP】英国のミュージシャン、エルトン・ジョン(Elton John)さんが養子縁組を望んでいるウクライナの赤ちゃんの母親が、5日付けの英大衆紙サン(Sun)で、「縁組をあきらめてほしい」とジョンさんに訴えた。
ジョンさんは前月、ウクライナの児童養護施設を訪問した際に出会った生後14か月の男の子レフ(Lev)君に「心を奪われてしまった」と延べ、養子に迎えたいと話していた。
ウクライナ東部マリウポリ(Mariupol)でインタビューに応じたレフ君の母親マリナ(Marina)さんは、生活を立て直しレフ君を養護施設から引き取りたいと主張した。
「私は息子をとても愛している。是が非でも取り戻したい」
マリナさんはアルコール中毒で低所得、さらにHIVウイルスに感染しており、子どもを2人とも社会福祉指導員に保護されたという。
「エルトンがレフを好きになったのはわかる。テレビや新聞で、レフを抱きしめたりキスしているのを見た。エルトンの気持ちはわかる。とても面白くで元気な子どもだから。レフを好きにならないなんて不可能よ」
「でも、私は自分の問題を解決して、子どもたちを取り戻したい」(c)AFP