ウィキペディアのポランスキー記事、編集合戦で保護
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【9月29日 AFP】映画監督のロマン・ポランスキー(Roman Polanski)氏のウィキペディア(Wikipedia)のページが、28日から編集できない状態になっている。1977年の淫行事件の容疑者として同氏がスイスで身柄を拘束されたことを受け、映画監督としての功績を重視する編集者と淫行事件を強調する編集者の間で激しい書き込み競争が起こったため、編集がロックされたのだ。
ポランスキー氏のページには、「編集合戦が収まるまで、一時的に保護されます」というメッセージが出された。
ある編集者は、意見を書き込むノート部分に、「ポランスキー氏が暴行犯であるという事実は、記事の最初に書くべきだ。彼の作品がオスカーを取ろうと関係ない」と書いている。
ポランスキー氏は、『ローズマリーの赤ちゃん(Rosemary's Baby)』、『チャイナタウン(Chinatown)』、複数のオスカーを獲得した『戦場のピアニスト(The Pianist)』などで国際的に高い評価を得ている。
「ポランスキー氏は第一に、映画監督として知られている」と書き込んだ別の編集者は、映画監督としての功績がなければポランスキー氏がニュースになることもないだろうと主張。
また別の編集者は、両者の主張を盛り込んだ「和解案」となる次のような編集を提示している。
「ポランスキー氏は、ポーランド・フランス両国の市民権を持つ映画監督、プロデューサー、脚本家、俳優、そして子どもに対する性的虐待の犯罪者だ」(c)AFP
ポランスキー氏のページには、「編集合戦が収まるまで、一時的に保護されます」というメッセージが出された。
ある編集者は、意見を書き込むノート部分に、「ポランスキー氏が暴行犯であるという事実は、記事の最初に書くべきだ。彼の作品がオスカーを取ろうと関係ない」と書いている。
ポランスキー氏は、『ローズマリーの赤ちゃん(Rosemary's Baby)』、『チャイナタウン(Chinatown)』、複数のオスカーを獲得した『戦場のピアニスト(The Pianist)』などで国際的に高い評価を得ている。
「ポランスキー氏は第一に、映画監督として知られている」と書き込んだ別の編集者は、映画監督としての功績がなければポランスキー氏がニュースになることもないだろうと主張。
また別の編集者は、両者の主張を盛り込んだ「和解案」となる次のような編集を提示している。
「ポランスキー氏は、ポーランド・フランス両国の市民権を持つ映画監督、プロデューサー、脚本家、俳優、そして子どもに対する性的虐待の犯罪者だ」(c)AFP