【8月12日 AFP】故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの死因をめぐり捜査している警察当局と米麻薬取締局(US Drug Enforcement AdministrationDEA)が11日、ラスベガス(Las Vegas)の薬局を家宅捜索した。DEAの広報担当者が同日、明らかにした。

 2時間にわたり家宅捜索が行われたのはラスベガス郊外の薬局「Applied Pharmacy Services」。事前に通達も行われ、捜査員は書類、パソコンのハードドライブ、さらに主治医だったコンラッド・マーレー(Conrad Murray)氏がマイケルさんに処方した可能性のある規制薬物の発送情報などを探した。捜索を終えた捜査員は小さな箱1つとファイルフォルダーを数冊運び出した。

 先月28日にはマーレー氏の自宅と勤務先の家宅捜索が行われたが、捜査当局に近い情報筋によれば、この時の捜索で押収されたものの中に、ジャクソンさんの処方薬の一部が「Applied Pharmacy Services」で入手されたことを示すものがあったという。(c)AFP