マイケル主治医の診療所を家宅捜索
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【7月23日 AFP】(一部修正)故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの急死に関して、捜査当局は22日、テキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)にある主治医コンラッド・マーレー(Conrad Murray)氏が勤務する診療所「アームストロング・メディカル・クリニック(Armstrong Medical Clinic)」のマーレー氏の診察室を家宅捜索した。麻薬取締局(US Drug Enforcement Administration、DEA)が同日、明らかにした。
マイケルさんが使用していたとみられる強力な処方薬が何らかの形で急死に関わっているのではないかという憶測が飛び交う中、検視当局は死因の発表を延期している。マイケルさんと最後に会っていたマーレー医師は、急死にまつわる謎の中で中心的な人物として浮かび上がっていた。また、マイケルさんの自宅で発見されたとされる強力な鎮静剤ディプリバン(Diprivan)にも注目が集まっている。
テレビは、マーレー医師の病院に入る麻薬取締局やロサンゼルス市警の捜査員の姿を報じた。
マーレー医師の弁護団によると、今回の捜索に関して麻薬取締局やロス市警からの通達はなく、3度目の事情聴取が予定されていたところ、突然捜索が行われたという。
弁護団の1人エド・チェルノフ(Ed Chernoff)氏はその後、捜索令状は故殺の証拠となるような書類などの物証を探すためのものだったと話した。
捜索令状が出されたことにより、司法当局がマイケルさんの死亡に犯罪性があると見ていることが明確になった。
ロス市警はこれまで、殺人の可能性を除外はしなかったが、犯罪の可能性については言及していなかった。
同日、マーレー医師の弁護団から出された声明で、チェルノフ氏は同医師が捜査に協力的で3度目の事情聴取も予定されていたことを示した。
「マーレー医師は死因を明らかにしたいと考えており、我々は皆同じ気持ちだ。今回の件で最も重要な毒物に関する報告書を我々は見ることができない。他の人たちと同じように我々も暗闇の中にいる」
チェルノフ氏はさらに、マーレー医師によるマイケルさんの最期の日々の分単位の詳細な描写に基づけば、医師を犯人と見るべきではないと主張した。
「マーレー医師はマイケル・ジャクソンが死亡したとき現場にいた最後の医師で、すべての怒りが彼に向けられているように思える」「医師は否定的で時に間違ったメディアの報道にいら立ち、常にボディガードとともに行動し、仕事もできない状態だ」
マーレー医師は現在、ラスベガス(Las Vegas)に滞在しているという。(c)AFP
マイケルさんが使用していたとみられる強力な処方薬が何らかの形で急死に関わっているのではないかという憶測が飛び交う中、検視当局は死因の発表を延期している。マイケルさんと最後に会っていたマーレー医師は、急死にまつわる謎の中で中心的な人物として浮かび上がっていた。また、マイケルさんの自宅で発見されたとされる強力な鎮静剤ディプリバン(Diprivan)にも注目が集まっている。
テレビは、マーレー医師の病院に入る麻薬取締局やロサンゼルス市警の捜査員の姿を報じた。
マーレー医師の弁護団によると、今回の捜索に関して麻薬取締局やロス市警からの通達はなく、3度目の事情聴取が予定されていたところ、突然捜索が行われたという。
弁護団の1人エド・チェルノフ(Ed Chernoff)氏はその後、捜索令状は故殺の証拠となるような書類などの物証を探すためのものだったと話した。
捜索令状が出されたことにより、司法当局がマイケルさんの死亡に犯罪性があると見ていることが明確になった。
ロス市警はこれまで、殺人の可能性を除外はしなかったが、犯罪の可能性については言及していなかった。
同日、マーレー医師の弁護団から出された声明で、チェルノフ氏は同医師が捜査に協力的で3度目の事情聴取も予定されていたことを示した。
「マーレー医師は死因を明らかにしたいと考えており、我々は皆同じ気持ちだ。今回の件で最も重要な毒物に関する報告書を我々は見ることができない。他の人たちと同じように我々も暗闇の中にいる」
チェルノフ氏はさらに、マーレー医師によるマイケルさんの最期の日々の分単位の詳細な描写に基づけば、医師を犯人と見るべきではないと主張した。
「マーレー医師はマイケル・ジャクソンが死亡したとき現場にいた最後の医師で、すべての怒りが彼に向けられているように思える」「医師は否定的で時に間違ったメディアの報道にいら立ち、常にボディガードとともに行動し、仕事もできない状態だ」
マーレー医師は現在、ラスベガス(Las Vegas)に滞在しているという。(c)AFP