【7月22日 AFP】英ロンドン・ウェストミンスター(Westminster)の治安判事裁判所は21日、大麻を違法に栽培した罪で起訴された、映画「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズ出演俳優のジェームズ・ウェイレット(James Waylett)被告(19)に対し、120時間の奉仕活動を言い渡した。

 ウェイレット容疑者は、同映画シリーズで、ホグワーツ(Hogwart)魔法魔術学校の生徒でハリーを嫌ういじめっ子の1人、ビンセント・クラッブ(Vincent Crabbe)役を演じている。

 4月に友人とともに逮捕され、前週行われた審理で罪を認めていた。

 同裁判所のティモシー・ワークマン(Timothy Workman)判事は、大麻の栽培は小規模で商業目的ではなかったものの、高度な手法で栽培していた点を指摘。一方で、早い段階で罪を認め捜査に協力したことを評価するとともに、被告が今でも「善良な人間」だと言及した。

 一緒に逮捕された友人には、少年院での禁固6週と罰金500ポンド(約7万7000円)の判決が下った。(c)AFP