【7月2日 AFP】故ジョン・レノン(John Lennon)のプライベートライフを撮影した映像の公開をめぐり、レノンの妻オノ・ヨーコ(Yoko Ono)さんと、ビートルズ(The Beatles)関連の収集家たちの共同体「ワールド・ワイド・ビデオ(World Wide Video)」が争った裁判で、米マサチューセッツ(Massachusetts)州ボストン(Boston)の連邦裁判所は前週、映像の著作権はオノさんにあるとの判決を言い渡した。オノさんの弁護士が明かした。

 しかし、マリファナを吸引するレノンの姿が映ったこの映像をオノさんが公開するかに関しては、弁護士は言及しなかった。

 ワールド・ワイド・ビデオは2007年、この映像を使用した2時間のドキュメンタリー映画『3 Days in the Life』を制作、公開しようとしたが、オノさんが映像の無断使用だとして公開差し止めを求めた。裁判は前年から行われていた。(c)AFP