キャラダインさんの死、タイ当局がFBIに捜査の立ち会いを許可
このニュースをシェア
【6月8日 AFP】(一部訂正)米俳優デヴィッド・キャラダイン(David Carradine)さんがホテルで死亡しているのが発見された事件で、タイの捜査当局は8日、米連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation、FBI)に捜査の立ち会いを許可した。
タイのシリサック・ティヤパン(Sirisak Tiyapan)上級検事は、「FBIは捜査に立ち会うができ、タイの捜査官に特定の点について調査を要求することができる。しかし、FBI独自の捜査を行うことや証拠を収集することは認められない」と語った。ティヤパン氏は、FBIの要請を拒否する理由はないと述べ、タイは過去にも、米当局による立ち会いに許可を与えたことがあると語った。
キャラダインさんは4日、バンコク(Bangkok)のホテルで、首と性器にロープを巻き付けた状態で死亡しているのが発見され、タイ警察は、キャラダインさんが性的行為の最中に誤って死亡したとみていると発表した。しかし前週末に遺族がFBIによる死因の解明を要求し、これに対し、タイ警察が事件の取り扱いに問題はないと主張していた。
バンコク警察は、検死の結果を待っているが、結果が判明するには3-4週間かかる見通しで、キャラダインさんの死因の最終的な断定はその後発表される。最初の検視の報告書によると、キャラダインさんは突然の酸素欠乏で死亡しており、争った形跡はみあたらなかったという。
キャラダインさんは、1970年代に米人気テレビドラマ『燃えよ!カンフー(Kung Fu)』のスターとして知られる。(c)AFP
タイのシリサック・ティヤパン(Sirisak Tiyapan)上級検事は、「FBIは捜査に立ち会うができ、タイの捜査官に特定の点について調査を要求することができる。しかし、FBI独自の捜査を行うことや証拠を収集することは認められない」と語った。ティヤパン氏は、FBIの要請を拒否する理由はないと述べ、タイは過去にも、米当局による立ち会いに許可を与えたことがあると語った。
キャラダインさんは4日、バンコク(Bangkok)のホテルで、首と性器にロープを巻き付けた状態で死亡しているのが発見され、タイ警察は、キャラダインさんが性的行為の最中に誤って死亡したとみていると発表した。しかし前週末に遺族がFBIによる死因の解明を要求し、これに対し、タイ警察が事件の取り扱いに問題はないと主張していた。
バンコク警察は、検死の結果を待っているが、結果が判明するには3-4週間かかる見通しで、キャラダインさんの死因の最終的な断定はその後発表される。最初の検視の報告書によると、キャラダインさんは突然の酸素欠乏で死亡しており、争った形跡はみあたらなかったという。
キャラダインさんは、1970年代に米人気テレビドラマ『燃えよ!カンフー(Kung Fu)』のスターとして知られる。(c)AFP