【4月7日 AFP】(一部訂正)恋人で歌手のリアーナ(Rihanna)さんに暴行した罪で起訴された歌手のクリス・ブラウン(Chris Brown、19)被告が6日、ロサンゼルスの上級裁判所の初公判で、無罪を主張した。

 リアーナさんは2月8日、顔に傷とあざを負い、同日出演予定だった51回グラミー賞(Grammy Awards)の授賞式を欠席した。事件の供述書によれば、ブラウン被告は同乗していた車の中でリアーナさんの頭部を車の窓に叩きつけ、殴打を繰り返したとされる。

 出廷したブラウン被告は、かろうじて聞き取れるほどの小さな声で、起訴事実を否認した。

 ブラウン被告は暴行や脅迫などの罪で起訴されており、軽いもので保護観察処分、すべて有罪となれば4年8月の実刑に相当する。

 ブラウン被告は事件後、リアーナさんに謝罪し、家族や友人とも話し合いたいと語っている。(c)AFP