接触事故で俳優K・リーヴス訴えたパパラッチ、証拠不十分で敗訴
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【9月23日 AFP】(30日一部更新)故意に車をぶつけられたとして、パパラッチが俳優キアヌ・リーヴス(Keanu Reeves)さんを提訴していた裁判で、ロサンゼルス上級裁判所は22日、証拠不十分として原告の訴えを棄却した。
パパラッチのアリソン・シルバ(Alison Silva)さんは2007年3月、ロサンゼルス(Los Angeles)南西部で、ポルシェを運転中だったリーヴスさんが故意に後ろから追突したため負傷などの損害を被ったとしてリーヴスさんを提訴していた。
これに対し同裁判所のエリサベス・グライムス(Elizabeth Grimes)判事は、「接触したことを裏付ける証拠はない。リーヴスさんはその場所を走り抜けようとしただけで、それは違法ではないと」として、原告の訴えを棄却した。
シルバさんは自分の足につまずいただけであり、その際に自分の手をリーヴスさんの車のボンネットの上に置いていることから、リーヴスさんのほうが暴力の被害を受けたという見方もできると、グライムス判事は述べている。
同日リーヴスさんは出廷しなかったが、7月に提出した宣誓書で、「シルバさんが私の車のボンネットに手を置いたとき以外、私の車がシルバさんと接触したことはない」と述べていた。
一方、シルバさんは、事故がリーヴスさんの怠慢運転によるものだったとして提訴を継続する予定。(c)AFP
パパラッチのアリソン・シルバ(Alison Silva)さんは2007年3月、ロサンゼルス(Los Angeles)南西部で、ポルシェを運転中だったリーヴスさんが故意に後ろから追突したため負傷などの損害を被ったとしてリーヴスさんを提訴していた。
これに対し同裁判所のエリサベス・グライムス(Elizabeth Grimes)判事は、「接触したことを裏付ける証拠はない。リーヴスさんはその場所を走り抜けようとしただけで、それは違法ではないと」として、原告の訴えを棄却した。
シルバさんは自分の足につまずいただけであり、その際に自分の手をリーヴスさんの車のボンネットの上に置いていることから、リーヴスさんのほうが暴力の被害を受けたという見方もできると、グライムス判事は述べている。
同日リーヴスさんは出廷しなかったが、7月に提出した宣誓書で、「シルバさんが私の車のボンネットに手を置いたとき以外、私の車がシルバさんと接触したことはない」と述べていた。
一方、シルバさんは、事故がリーヴスさんの怠慢運転によるものだったとして提訴を継続する予定。(c)AFP