【8月1日 AFP】米女優エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor、76)の広報担当は7月31日、テイラーが入院中で治療を受けていることを認めた。だが、危篤状態だとする報道内容については否定している。

 広報担当は、「テイラーさんの状態は良好。英国から広まった彼女の健康状態についてのうわさは、誇張されて誤ったもの。今回の入院は予防のためで、すぐに退院する予定だ」と述べている。入院中の病院名は明かさなかった。

 米タブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー(National Enquirer)」は、テイラーが肺炎と心臓機能障害であるとの診断を受け、その後症状が悪化、生命維持が必要な状態だと報じていた。

 テイラーの健康状態については、過去数年間にさまざまな憶測が飛び交っている。1997年には脳腫瘍の摘出手術を受け、2006年にはアルツハイマーだといううわさが広まり、テレビ出演してこれを否定したこともあった。(c)AFP