【11月27日 AFP】米誌エンターテイメント・ウィークリー(Entertainment Weekly)が選ぶ2007年度の「エンターテイメント分野で最も活躍した人物」に、「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの原作者、J・K・ローリング(J.K. Rowling)が選出された。

「ローリングの作品は時代を超越しているだけでなく、悲惨な現代社会に語りかける力を持っていた。史上最も愛され世界一のベストセラーとなった物語を、感動的で洗練された結末で締めくくったローリングに敬意を表したい。彼女はただの一個人ではなく、優れた『洞察者』だ」と、同誌は評している。

 また、「最も人気がある人物」には「人々と批評家、両者から評価を得た」という理由で、俳優のマット・デイモン(Matt Damon)、ジョニー・デップ(Johnny Depp)、歌手のキャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)、カニエ・ウエスト(Kanye West)が選ばれた。

 さらに「最も騒々しい人物」には、「その音楽と同様に、中傷されたパフォーマンス、パパラッチに撮られた生々しい写真、薬物使用での逮捕など、問題の多い私生活でも有名になった」として、英国人歌手のエイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)が選ばれた。(c)AFP