【11月26日 AFP】22日に80歳で死去した国際的なフランス人振付師モーリス・ベジャール(Maurice Bejart)氏の告別式が25日、ローザンヌ(Lausanne)で行われ、数百人が参列した。

 ベジャール氏主催のバレエ団「ベジャール・バレエ・ローザンヌ(Bejart Ballet Lausanne)」とローザンヌ市当局によれば、多くのファンが最後の別れを告げられるよう、同氏の棺は25日から26日まで同市のメトロポール劇場(Metropole Theatre)に安置され、26日午後2時から親族とバレエ団関係者のみで葬儀が行われる。

 取材したAFPのカメラマンによれば、室内にはクラシック音楽が流れ、閉じたままの棺には黒い布が掛けられ安置されていたという。

 同バレエ団によれば、同氏の遺灰はベジャール氏の遺言に従い、ベルギーの港町オステンド(Ostend)沖の北海に散灰される可能性が高いという。(c)AFP