【11月15日 AFP】インディペンデント系映画サイトFilm Threatが選ぶ2007年度の「ハリウッドで最もお寒い50人（The Frigid 50: The Coldest People in Hollywood）」の第1位に、ジョージ・W・ブッシュ（George W. Bush）米大統領が選ばれた。

『トランスフォーマー（Transformers）』など多数の映画にブッシュ大統領をパロディ化した人物が登場したほか、『No End in Sight』などのドキュメンタリー映画で酷評され、さらに『サウスパーク（South Park）』などのテレビアニメで「攻撃」の対象に。これらが理由となり、ブッシュ大統領が見事、今年の第1位に輝いた。同サイトには、「ブッシュ大統領は在任中、その歴史に残る悲劇的な活動のおかげで、大小さまざまな映画に登場する常連となった」と記載されている。

　2位に選ばれたのは、世界で人道活動を行う女優アンジェリーナ・ジョリー（Angelina Jolie）。「スタイリストや広報担当の一団を連れて第三世界を旅するジョリーは、マザー・テレサ（Mother Teresa）とパリス・ヒルトン（Paris Hilton）を、不道徳にも足して2で割った人物のようだ。その目は貧しい人々を見つめるが、自分が一番美しく見えることにも注意を払っている」と、同サイトはその活動を批判した。

　このほか、ジム・キャリー（Jim Carrey）、ニコール・キッドマン（Nicole Kidman）、ヒラリー・スワンク（Hilary Swank）がランクインしている。(c)AFP