【11月6日 AFP】世界初となる、ハリウッドの殿堂「ウォーク・オブ・フェーム(Walk of Fame)」の“犬版”が5日、ロンドン(London)に完成、ラッシー(Lassie)ら名犬6頭が殿堂入りを果たした。

 今回は15頭の候補から選ばれた6頭が殿堂入り。ラッシーのほか、アカデミー賞を受賞したアニメ映画のグルミット(Gromit)、『ハリー・ポッター(Harry Potter)』のファング(Fang)、『オズの魔法使い(The Wizard of Oz)』のトト(Toto)、『ユアン少年と小さな英雄(Greyfriars Bobby)』のボビー(Bobby)、『オリバー!(Oliver!)』のブルズアイ(Bullseye)、『奇跡の旅(Homeward Bound)』のチャンス(Chance)とシャドウ(Shadow)がスターの称号を手にした。

 残念ながら、『タンタン(Tintin)』のスノーウィー(Snowy)、『101匹わんちゃん(101 Dalmatians)』のポンゴ(Pongo)とパーディタ(Perdita)、『ターナー&フーチ/すてきな相棒(Turner and Hooch)』のフーチ(Hooch)、『わんわん物語(Lady and the Tramp)』出演の犬らは、落選した。

 南西ロンドンのBattersea Dogs' Home近くで行われた犬版ハリウッドの殿堂の除幕式で、英ケンネルクラブ(Kennel Club)のCaroline Kiskoさんは「映画業界を通して、世界に犬の大切さが伝えられることはずばらしい。犬が出演したヒット映画の数が、普段から犬が愛されていることを物語っている」と喜びを伝えた。(c)AFP