ルー・リードとローリー・アンダーソン、「犬のためのライブ」開催へ
このニュースをシェア
【5月29日 AFP】伝説的ロックミュージシャン、ルー・リード(Lou Reed)と妻のローリー・アンダーソン(Laurie Anderson)が、「犬のためのリサイタル」を6月にオーストラリア・シドニー(Sydney)のシドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)で開催する。人間の耳にはほとんど聞こえない高域の周波数を使ったライブになるという。
ルー・リードとアンダーソンの夫妻は28日、記者会見を開き、シドニーのアートフェス「Vivid LIVE」での演目として、ヘビーなギター音楽と格闘技、そして犬のための音楽を組み合わせたプログラムを披露すると語った。
マルチメディアアーティストのアンダーソンは、あるイベントの最中に舞台裏でこの企画の着想を得た。「コンサートをしているときに(会場を)見渡してみると、そこに見えるのが全部犬たちだったとしたら、なんて素晴らしいんだろう」と思ったという。そして、「もし実現する機会があったら、やってみよう」と決意した。
犬のための演目は20分間。アンダーソンの作曲と演奏で、犬笛のような高周波数の音域を使用した音楽になる。弦楽器の演奏や発声などの一部の音声は人間の耳にも聞こえるが、音の大半は犬の耳にしか聞こえない。ライブ中は、犬の飼い主にはシドニー湾(Sydney Harbour)に打ち寄せる波が聞こえてくるほどの静寂だが、犬たちには大音響が聞こえることになる。
このイベント「ミュージック・フォー・ドッグス(Music for Dogs)」は6月5日開催予定で、入場は無料だという。ルー・リードは「犬から金はとらないよ」と語った。
Vivid LIVEは、前年、音楽プロデューサーのブライアン・イーノ(Brian Eno)らをキュレーターに迎えて行われており、今年も「奇妙なコラボ」を実現したいと考えていたという。同イベントは5月27日から6月21日まで開催される。(c)AFP
【参考】Vivid LIVEのサイト(英語)
ルー・リードとアンダーソンの夫妻は28日、記者会見を開き、シドニーのアートフェス「Vivid LIVE」での演目として、ヘビーなギター音楽と格闘技、そして犬のための音楽を組み合わせたプログラムを披露すると語った。
マルチメディアアーティストのアンダーソンは、あるイベントの最中に舞台裏でこの企画の着想を得た。「コンサートをしているときに(会場を)見渡してみると、そこに見えるのが全部犬たちだったとしたら、なんて素晴らしいんだろう」と思ったという。そして、「もし実現する機会があったら、やってみよう」と決意した。
犬のための演目は20分間。アンダーソンの作曲と演奏で、犬笛のような高周波数の音域を使用した音楽になる。弦楽器の演奏や発声などの一部の音声は人間の耳にも聞こえるが、音の大半は犬の耳にしか聞こえない。ライブ中は、犬の飼い主にはシドニー湾(Sydney Harbour)に打ち寄せる波が聞こえてくるほどの静寂だが、犬たちには大音響が聞こえることになる。
このイベント「ミュージック・フォー・ドッグス(Music for Dogs)」は6月5日開催予定で、入場は無料だという。ルー・リードは「犬から金はとらないよ」と語った。
Vivid LIVEは、前年、音楽プロデューサーのブライアン・イーノ(Brian Eno)らをキュレーターに迎えて行われており、今年も「奇妙なコラボ」を実現したいと考えていたという。同イベントは5月27日から6月21日まで開催される。(c)AFP
【参考】Vivid LIVEのサイト(英語)