【2月25日 AFP】スペイン人オペラ歌手で「世界3大テノール」のひとりでもあるプラシド・ドミンゴ(Placido Domingo)さん(69)が、今月の日本公演中に訴えた腹痛のため、近く手術を受けることになった。公式サイトで24日発表された。
 
 ニューヨーク(New York)で検査を受けたところ、医師が予防的な手術を受けた方が良いと判断した。手術内容は明らかになっていないが、術後6週間以内の復帰を目指すという。

 ドミンゴさんはロサンゼルス・オペラ(Los Angeles Opera)とワシントン・ナショナル・オペラ(Washington National Opera)で総監督などを務め、レパートリーの演目は130に及ぶ。有名テノール歌手としては史上最も多い。

 グラミー賞受賞歴もあるドミンゴさんのオペラデビューは約50年前。メキシコ・モンテレー(Monterrery)で公演されたベルディ(Verdi)の「椿姫(La Traviata)」でアルフレードを演じた。(c)AFP