ワライカワセミの童謡をバンドが盗作、豪連邦裁が認定
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【2月4日 AFP】オーストラリア連邦裁判所は4日、同国のバンド、メン・アット・ワーク(Men at Work)が1980年代のヒット曲「ダウン・アンダー(Down Under)」で童謡を盗作したと認める判決を下した。
ピーター・ジェイコブソン(Peter Jacobson)判事は、同曲のフルートの演奏部分が、75年にわたってオーストラリアの児童が歌ってきた童謡「Kookaburra Sits in the Old Gum Tree(古いゴムの木に止まったワライカワセミ)」に明らかに類似していると認定した。
この童謡は1935年、当時教師をしていたマリオン・シンクレア(Marion Sinclair)さんがガールスカウトの集会のために作り、1990年に音楽会社ラリキン(Larrikin)が著作権を取得した。
ラリキンは、メン・アット・ワーク、音楽レーベルのソニーBMG(Sony BMG)、EMIを相手取って著作権使用料と損害賠償を要求しており、判事はこの点についても権利を認めた。金額を決定する審理は2月25日から始まる。(c)AFP
ピーター・ジェイコブソン(Peter Jacobson)判事は、同曲のフルートの演奏部分が、75年にわたってオーストラリアの児童が歌ってきた童謡「Kookaburra Sits in the Old Gum Tree(古いゴムの木に止まったワライカワセミ)」に明らかに類似していると認定した。
この童謡は1935年、当時教師をしていたマリオン・シンクレア(Marion Sinclair)さんがガールスカウトの集会のために作り、1990年に音楽会社ラリキン(Larrikin)が著作権を取得した。
ラリキンは、メン・アット・ワーク、音楽レーベルのソニーBMG(Sony BMG)、EMIを相手取って著作権使用料と損害賠償を要求しており、判事はこの点についても権利を認めた。金額を決定する審理は2月25日から始まる。(c)AFP