ブルガリアの東方正教会、マドンナのコンサートを非難
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【8月26日 AFP】ブルガリアの東方正教会は25日、「スティッキー&スウィート・ツアー(Sticky and Sweet Tour)」で欧州を巡っている米歌手マドンナ(Madonna)が29日に首都ソフィア(Sofia)でコンサートを行うことに対し、非難声明を出した。洗礼者ヨハネの処刑が行われた日にコンサートが行われることを冒涜的としている。
声明では、「人々の道徳の発達に影響し、普遍的な倫理観を促進する歌という芸術を我々キリスト教徒は支持し認めている」としながらも、マドンナはキリスト教国で行うすべてのコンサートで教会の儀式に対する「尊敬を欠いている」と非難。「振り付けや演出などで、印象的なメッセージを送っているが、キリスト教の倫理観に反してもいる」としている。
さらに、コンサートが開催される29日は、キリストに洗礼を授け東方正教会では重要な人物とされる洗礼者ヨハネが斬首された日で、正教会の祭日となっていることを指摘している。
コンサート主催者によれば、正確な数字は明らかにされなかったが、ソフィアでは最大級となるコンサートのチケットはほぼ完売しているという。(c)AFP
声明では、「人々の道徳の発達に影響し、普遍的な倫理観を促進する歌という芸術を我々キリスト教徒は支持し認めている」としながらも、マドンナはキリスト教国で行うすべてのコンサートで教会の儀式に対する「尊敬を欠いている」と非難。「振り付けや演出などで、印象的なメッセージを送っているが、キリスト教の倫理観に反してもいる」としている。
さらに、コンサートが開催される29日は、キリストに洗礼を授け東方正教会では重要な人物とされる洗礼者ヨハネが斬首された日で、正教会の祭日となっていることを指摘している。
コンサート主催者によれば、正確な数字は明らかにされなかったが、ソフィアでは最大級となるコンサートのチケットはほぼ完売しているという。(c)AFP