M・ジャクソン告別式の入場チケットに申し込み殺到、応募サイトクリック数は5億回
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【7月4日 AFP】米歌手マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの一般向け告別式が7日、ロサンゼルス(Los Angeles)のステイプルズ・センター(Staples Center)で行われる。スーパースターを見送る最後の機会に大勢のファンが殺到することを懸念した主催者側は、告別式の無料入場チケット1万1000枚は抽選でファンに配布すると発表した。チケットの申し込みはインターネット上のサイトのみを通じて行われる。
■応募サイトのクリック数は1時間半に5億回
告別式を主催するのは、会場のステープルズ・センターを所有するコンサート・プロモーターのAEG。同社によると、フロリダ(Florida)州、ニューヨーク(New York)州、ロードアイランド(Rhode Island)州の住民は法的規制のためチケットを申し込めない。
ジャクソンさんの告別式について発表された記者会見会場前の通りでは、「マイケル、マイケル!」と口々に叫ぶ大勢のファンたちが警官ともみ合いになった。
入場チケットの申込サイトは、わずか1時間半に5億回という驚異的なヒット数を記録した。全米人口の2倍近くに相当する数だ。
AEGの広報担当者は、海外から渡米するファンについて「チケットが入手できることが分かる前に航空券を購入するのは懸命とは言えないだろう」と述べている。
■各地からファンが続々ロスに集結
だが多くのファンがこの忠告に従っていないようだ。
東京から太平洋を越えてやって来たという女性は、係員が7日の告別式はテレビで見るようにといいながら、大勢のファンをステイプルズ・センター前から排除すると落胆の色を隠さなかった。
カナダのモントリオール(Montreal)から航空機でロサンゼルスにやってきたパフォーマンスアーティストのティエリー・マルソー(Thierry Marceau)さんは「マイケル・ジャクソンのロンドン公演のチケットを持っていたから、ロサンゼルスに来ようと決めました。(当日は)すごい騒ぎになるはずだから、行くべきだと思ったんです」と話す。
ソランジェ・ロドリゲス(Solange Rodrigues)さん(26)はジャクソンさんの訃報が報じられた後、寝ずに夜を明かした、婚約者と一緒にボストン(Boston)からロサンゼルスに飛ぼうと決意したと話す。「その価値はあると思いました。小さい頃からマイケル・ジャクソンが大好きでしたが、公の場で彼を見る機会が一度もなかったからです」
子どもの頃から家族が撮影したマイケル・ジャクソンのコンサートの録画ビデオを見て育ったというキンバリー・ベガ(Kimberly Vega)さん(18)は、母親と一緒にまずジャクソンさんの邸宅兼遊園地だったネバーランド(Neverland)を訪れ、今はステイプルズ・センターに来ている。ジャクソンさんの遺族は当初、ネバーランドで告別式を開く予定だったが、計画を変更した。
「告別式はここ(ステイプルズ・センター)で開かれる可能性が濃厚ですが、マイケルはきっとネバーランドでやってもらいたかったと思います。自分の家ですから」とベガさんは話す。「とても残念です。本当に偉大な人物でしたし、心の広い人でした。マイケル、あなたがどこにいても心から感謝しています―これだけは彼に伝えたいのです」(c)AFP/Shaun Tandon
■応募サイトのクリック数は1時間半に5億回
告別式を主催するのは、会場のステープルズ・センターを所有するコンサート・プロモーターのAEG。同社によると、フロリダ(Florida)州、ニューヨーク(New York)州、ロードアイランド(Rhode Island)州の住民は法的規制のためチケットを申し込めない。
ジャクソンさんの告別式について発表された記者会見会場前の通りでは、「マイケル、マイケル!」と口々に叫ぶ大勢のファンたちが警官ともみ合いになった。
入場チケットの申込サイトは、わずか1時間半に5億回という驚異的なヒット数を記録した。全米人口の2倍近くに相当する数だ。
AEGの広報担当者は、海外から渡米するファンについて「チケットが入手できることが分かる前に航空券を購入するのは懸命とは言えないだろう」と述べている。
■各地からファンが続々ロスに集結
だが多くのファンがこの忠告に従っていないようだ。
東京から太平洋を越えてやって来たという女性は、係員が7日の告別式はテレビで見るようにといいながら、大勢のファンをステイプルズ・センター前から排除すると落胆の色を隠さなかった。
カナダのモントリオール(Montreal)から航空機でロサンゼルスにやってきたパフォーマンスアーティストのティエリー・マルソー(Thierry Marceau)さんは「マイケル・ジャクソンのロンドン公演のチケットを持っていたから、ロサンゼルスに来ようと決めました。(当日は)すごい騒ぎになるはずだから、行くべきだと思ったんです」と話す。
ソランジェ・ロドリゲス(Solange Rodrigues)さん(26)はジャクソンさんの訃報が報じられた後、寝ずに夜を明かした、婚約者と一緒にボストン(Boston)からロサンゼルスに飛ぼうと決意したと話す。「その価値はあると思いました。小さい頃からマイケル・ジャクソンが大好きでしたが、公の場で彼を見る機会が一度もなかったからです」
子どもの頃から家族が撮影したマイケル・ジャクソンのコンサートの録画ビデオを見て育ったというキンバリー・ベガ(Kimberly Vega)さん(18)は、母親と一緒にまずジャクソンさんの邸宅兼遊園地だったネバーランド(Neverland)を訪れ、今はステイプルズ・センターに来ている。ジャクソンさんの遺族は当初、ネバーランドで告別式を開く予定だったが、計画を変更した。
「告別式はここ(ステイプルズ・センター)で開かれる可能性が濃厚ですが、マイケルはきっとネバーランドでやってもらいたかったと思います。自分の家ですから」とベガさんは話す。「とても残念です。本当に偉大な人物でしたし、心の広い人でした。マイケル、あなたがどこにいても心から感謝しています―これだけは彼に伝えたいのです」(c)AFP/Shaun Tandon