【6月29日 AFP】25日に急逝した米歌手マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの遺族が28日、ジャクソンさんの葬儀のため、黒人運動指導者のアル・シャープトン(Al Sharpton)師と打ち合わせを行っていることが明らかになった。

 複数のメディアがシャープトン師の話として伝えたところによると、ジャクソンさんの遺族は「キング・オブ・ポップ」の突然の死を悼む声に応え、世界各地で一斉に追悼イベントを行うことを考えているという。

 一方、ロサンゼルス(Los Angeles)市警は27日夜、ジャクソンさんが亡くなったときにそばにいた主治医のコンラッド・マーレー(Conrad Murray)氏に対し、2度目の事情聴取を行った。

 マーレー医師の広報担当者は、今回の事情聴取によって、同医師は「(自らの説明に)矛盾がないことをはっきりさせた」と語った。また、「捜査当局はマーレー医師を容疑者ではなく、参考人だとしている」と強調した。

 この広報担当者は28日、AFPの電子メールによる取材に対し、マーレー医師は「捜査当局に全面的に協力するために」当面はロスにとどまる意向であることを明らかにした。

 ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)紙は、ジャクソンさんの遺族の要請による2度目の検視解剖は終わったと報じたが、検視結果については明らかになっていない。(c)AFP/Rob Woollard