ビートルズ幻の67年未発表曲、マッカートニーが発売の意向
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【11月18日 AFP】ファンがその存在を信じていなかった、ビートルズ(The Beatles)の幻の楽曲が発売される可能性が出てきたと、元ビートルズのポール・マッカートニー(Paul McCartney)が英BBCのラジオ番組で語った。この内容は17日の英オブザーバー(Observer)紙に掲載された。
楽曲のタイトルは「カーニバル・オブ・ライト(Carnival Of Light)」。約14分間の実験的な楽曲で1967年に録音されたが、マッカートニー以外のメンバーが前衛的すぎる曲だと考えたため発売されなかった。
楽曲のマスターテープを所有しているマッカートニーはBBCのインタビューで、「(発売する)時機がきた」と述べている。ただ、この曲を公式発売するにはリンゴ・スター(Ringo Starr)、故ジョン・レノン(John Lennon)の妻オノ・ヨーコ(Yoko Ono)、故ジョージ・ハリソン(George Harrison)の妻オリビア・ハリスン(Olivia Harrison)の許可が必要になるという。
楽曲には、教会オルガンの音や、ゆがんだエレキギター音、水をうがいする音に加え、マッカートニーやレノンが「バルセロナ!」「大丈夫か?」などと叫ぶ声も収録されている。「とにかく歩き回って、その辺のものを叩いたり叫んだり演奏したりしてくれ。意味がなくてもいいから」とメンバーに頼んだと、マッカートニーは話している。
「この曲がリリースされれば、ビートルズが王道のポップ音楽だけでなく、前衛的な曲も手掛けていたことがわかるだろう」。マッカートニーによると、「カーニバル・オブ・ライト」はジョン・ケージ(John Cage)やカールハインツ・シュトックハウゼン(Karlheinz Stockhausen)といった現代音楽の作曲家に影響されて作った曲だという。(c)AFP
楽曲のタイトルは「カーニバル・オブ・ライト(Carnival Of Light)」。約14分間の実験的な楽曲で1967年に録音されたが、マッカートニー以外のメンバーが前衛的すぎる曲だと考えたため発売されなかった。
楽曲のマスターテープを所有しているマッカートニーはBBCのインタビューで、「(発売する)時機がきた」と述べている。ただ、この曲を公式発売するにはリンゴ・スター(Ringo Starr)、故ジョン・レノン(John Lennon)の妻オノ・ヨーコ(Yoko Ono)、故ジョージ・ハリソン(George Harrison)の妻オリビア・ハリスン(Olivia Harrison)の許可が必要になるという。
楽曲には、教会オルガンの音や、ゆがんだエレキギター音、水をうがいする音に加え、マッカートニーやレノンが「バルセロナ!」「大丈夫か?」などと叫ぶ声も収録されている。「とにかく歩き回って、その辺のものを叩いたり叫んだり演奏したりしてくれ。意味がなくてもいいから」とメンバーに頼んだと、マッカートニーは話している。
「この曲がリリースされれば、ビートルズが王道のポップ音楽だけでなく、前衛的な曲も手掛けていたことがわかるだろう」。マッカートニーによると、「カーニバル・オブ・ライト」はジョン・ケージ(John Cage)やカールハインツ・シュトックハウゼン(Karlheinz Stockhausen)といった現代音楽の作曲家に影響されて作った曲だという。(c)AFP