【9月21日 AFP】英国のポップ歌手ジョージ・マイケル(George Michael)さん(45)が19日、ロンドン(London)市内ハムステッド・ヒース(Hampstead Heath)地区の公衆トイレで違法薬物所持容疑のため拘束され、厳重注意を受けた。ロンドン警視庁(Metropolitan Police)が20日午後発表した。

 マイケルさんは2006年に自分の車のハンドルにもたれかかっているところを見つかった際に薬物を使用していたことを認めたため、昨年、2年間の免許停止処分を受けていた。

 マイケルさんは前月、15年ぶりのツアーをロンドンとデンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)でのコンサートで終えた。今回が最後のツアーとなると公言しているマイケルさんは、1998年に米カリフォルニア(California)州ビバリーヒルズ(Beverly Hills)の公衆トイレでわいせつな行為を伴って男性のおとり警官に言い寄った容疑で逮捕されたことを題材にしたヒット曲「Outside」を、警官の制服姿で熱唱したという。(c)AFP