【3月26日 AFP】英人気ポップ歌手のジョージ・マイケル(George Michael、44)が、6月から17年ぶりに北米ツアーを行う。

 マイケルが公式サイトで発表した内容によると、ツアーは6月17日のサンディエゴ(San Diego)でスタートし、ロサンゼルス(Los Angeles) 、シアトル(Seattle)、ニューヨーク(New York)などのほか、カナダの数都市を回り、8月8日にフロリダ州(Florida)で幕を閉じる予定。

 マイケルは過去にシングル10曲で全米1位を獲得しているが、1991年に大ヒットした英歌手エルトン・ジョン(Elton John)とのデュエット「僕の瞳に小さな太陽(Don’t Let The Sun Go Down On Me)」を最後に活動は低迷していた。

 最新作となるベストアルバム『Twenty Five』のプロモーションのため、ヨーロッパ12か国で1年間にわたるツアーを実施した。同アルバムは米国で4月に発売される予定。

 マイケルは1998年には公衆トイレでのわいせつ行為で逮捕されたほか、2007年には薬物影響下の運転の容疑でも逮捕され、免許停止2年と社会奉仕の判決を言い渡されている。

 2002年にはシングルDVD「シュート・ザ・ドッグ(Shoot the Dog)」で、トニー・ブレア(Tony Blair)前英国首相をジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領のプードルと見立て、両者の関係を皮肉って描いたアニメを使用したことで話題を呼んだ。

 米テレビ局ABCのドラマ『Eli Stone』では、俳優デビューを果たしている。(c)AFP