【5月25日 AFP】第66回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)の出品作品の中で、最も素晴らしい演技をした犬に贈られる非公式の賞「パルム・ドッグ(Palm Dog)」が24日発表され、米伝記映画『ビハインド・ザ・カンデラブラ(原題、Behind the Candelabra)』で、人気ピアニストの故リベラーチェ(Liberace)が飼っていた白い盲目のプードルを演じた犬が受賞した。

 映画では、受賞犬が演じた「ベビー・ボーイ(Baby Boy)」の視力障害が、マット・デイモン(Matt Damon)演じる10代のドッグトレーナーと、マイケル・ダグラス(Michael Douglas)演じるリベラーチェを引き合わせることになる。だが、2人の恋愛関係は、嫉妬とドラッグにまみれ崩壊していく。

 受賞犬には厚紙でできた首輪が贈られるが、プードルは仏カンヌ(Cannes)には来ておらず、授賞式は欠席した。(c)AFP