【5月23日 AFP】南仏カンヌ(Cannes)で開催中の第66回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で22日、ロバート・レッドフォード(Robert Redford)主演の『オール・イズ・ロスト(All is Lost)』が上映された。

 非コンペティション部門で上映された同作品は、ヨットに乗りインド洋を一人旅する途中で遭難する男のストーリー。男のヨットがコンテナ船と衝突して船体に穴が空き、海水が流入。激しい嵐やサメの脅威も男を襲い、備蓄は尽きていく。

 監督は『マージン・コール(Margin Call)』で2011年のアカデミー賞脚本賞にノミネートされたJ・C・チャンダー(J.C. Chandor)。

『明日に向って撃て!(Butch Cassidy and the Sundance Kid)』『スティング(The Sting)』『愛と哀しみの果て(Out of Africa)』など数々の代表作がある76歳のレッドフォードが、今作では役名もなく、せりふもほとんどない主人公の男を熱演している。(c)AFP/Deborah COLE