【3月7日 AFP】サム・メンデス(Sam Mendes)監督(47)は6日、英映画誌エンパイア(Empire)のインタビューで、007シリーズ次回作を監督しないことを明らかにした。

 前作『007 スカイフォール(Skyfall)』(2012)はイギリス史上最高の興行収入を記録し、世界の興行成績では10億ドル(約940億円)を突破した。シリーズ24作目となる次回作から降板するのは「非常に困難な決断」だったが、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場(Charlie And The Chocolate Factory)』や『リア王(King Lear)』の制作を控え、舞台に集中したいとした。

 メンデス監督は、1999年公開の『アメリカン・ビューティー(American Beauty)』でアカデミー監督賞を受賞している。(c)AFP