まもなく開幕、第69回ベネチア国際映画祭の注目作は？
このニュースをシェア
【8月29日 AFP】第69回ベネチア国際映画祭（Venice International Film Festival）が29日、イタリア北部ベネチア（Venice）で開幕する。
オープニング作品として開会式直後に上映されるのは、ミーラー・ナーイル（Mira Nair）監督の政治スリラー『The Reluctant Fundamentalist』。ウォール街での野望と帰国との間で揺れるパキスタン人の若者を描いている。
最高賞・金獅子（Golden Lion）賞を決めるコンペティション部門で注目されるのは、テレンス・マリック（Terrence Malick）監督がベン・アフレック（Ben Affleck）主演で描いたラブストーリー『To the Wonder』、フィリップ・シーモア・ホフマン（Philip Seymour Hoffman）がサイエントロジー教会（Church of Scientology）の創設者L・ロン・ハバート（L. Ron Hubbard）氏に似た人物を演じる『The Master』などだ。北野武（Takeshi Kitano）監督の『アウトレイジ ビヨンド（Outrage Beyond）』も出品されている。
コンペ外だが、ロバート・レッドフォード（Robert Redford）監督・主演の『The Company You Keep』に対する期待度も高い。会期中には黒沢清（Kiyoshi Kurosawa）監督の『贖罪（しょくざい）』も上映される。
今年の審査委員長は米映画監督・プロデュサーのマイケル・マン（Michael Mann）。会期は9月8日まで。
■コンペティション部門出品作
- 『Apres Mai（Something In the Air）』：オリヴィエ・アサイヤス（Olivier Assayas）監督 フランス
- 『At Any Price』：ラミン・バーラニ（Ramin Bahraini）監督 英国／米国
- 『Bella Addormentata』：マルコ・ベロッキオ（Marco Bellocchio）監督 フランス／イタリア
- 『La cinquieme saison』：ピーター・ブロッセン（Peter Brosens）監督＆ジェシカ・ウッドワース（Jessica Woodworth）監督 ベルギー／フランス／オランダ
- 『Lemale Et Ha'Chalal（Fill The Void）』：ラマ・バースタイン（Rama Burshtein）監督 イスラエル
- 『E' stato il figlio』：ダニエーレ・チプリ（Daniele Cipri）監督 フランス／イタリア
- 『Un Giorno Speciale』：フランチェスカ・コメンチーニ（Francesca Comencini）監督 イタリア
- 『Passion』：ブライアン・デ・パルマ（Brian de Palma）監督 フランス／ドイツ
- 『Superstar』：グザヴィエ・ジャノリ（Xavier Giannoli）監督 ベルギー／フランス
- 『Pieta』：キム・ギドク（Kim Ki-duk）監督 韓国
- 『アウトレイジ ビヨンド』：北野武監督 日本
- 『Spring Breakers』：ハーモニー・コリン（Harmony Korine）監督 米国
- 『To the Wonder』：テレンス・マリック監督 米国
- 『Sinapupunan』：ブリランテ・メンドーサ（Brillante Mendoza）監督 フィリピン
- 『Linhas de Wellington』：ヴァレリア・サーミエント（Valeria Sarmiento）監督 ポルトガル
- 『Paradies: Glaube（Paradise: Faith）』：ウルリヒ・ザイドル（Ulrich Seidl）監督 オーストリア／フランス／ドイツ
- 『Izmena（Betrayal）』：キリル・セレブレンニコフ（Kirill Serebrennikov）監督 ロシア
- 『The Master』：ポール・トーマス・アンダーソン監督 米国
(c)AFP
オープニング作品として開会式直後に上映されるのは、ミーラー・ナーイル（Mira Nair）監督の政治スリラー『The Reluctant Fundamentalist』。ウォール街での野望と帰国との間で揺れるパキスタン人の若者を描いている。
最高賞・金獅子（Golden Lion）賞を決めるコンペティション部門で注目されるのは、テレンス・マリック（Terrence Malick）監督がベン・アフレック（Ben Affleck）主演で描いたラブストーリー『To the Wonder』、フィリップ・シーモア・ホフマン（Philip Seymour Hoffman）がサイエントロジー教会（Church of Scientology）の創設者L・ロン・ハバート（L. Ron Hubbard）氏に似た人物を演じる『The Master』などだ。北野武（Takeshi Kitano）監督の『アウトレイジ ビヨンド（Outrage Beyond）』も出品されている。
コンペ外だが、ロバート・レッドフォード（Robert Redford）監督・主演の『The Company You Keep』に対する期待度も高い。会期中には黒沢清（Kiyoshi Kurosawa）監督の『贖罪（しょくざい）』も上映される。
今年の審査委員長は米映画監督・プロデュサーのマイケル・マン（Michael Mann）。会期は9月8日まで。
■コンペティション部門出品作
- 『Apres Mai（Something In the Air）』：オリヴィエ・アサイヤス（Olivier Assayas）監督 フランス
- 『At Any Price』：ラミン・バーラニ（Ramin Bahraini）監督 英国／米国
- 『Bella Addormentata』：マルコ・ベロッキオ（Marco Bellocchio）監督 フランス／イタリア
- 『La cinquieme saison』：ピーター・ブロッセン（Peter Brosens）監督＆ジェシカ・ウッドワース（Jessica Woodworth）監督 ベルギー／フランス／オランダ
- 『Lemale Et Ha'Chalal（Fill The Void）』：ラマ・バースタイン（Rama Burshtein）監督 イスラエル
- 『E' stato il figlio』：ダニエーレ・チプリ（Daniele Cipri）監督 フランス／イタリア
- 『Un Giorno Speciale』：フランチェスカ・コメンチーニ（Francesca Comencini）監督 イタリア
- 『Passion』：ブライアン・デ・パルマ（Brian de Palma）監督 フランス／ドイツ
- 『Superstar』：グザヴィエ・ジャノリ（Xavier Giannoli）監督 ベルギー／フランス
- 『Pieta』：キム・ギドク（Kim Ki-duk）監督 韓国
- 『アウトレイジ ビヨンド』：北野武監督 日本
- 『Spring Breakers』：ハーモニー・コリン（Harmony Korine）監督 米国
- 『To the Wonder』：テレンス・マリック監督 米国
- 『Sinapupunan』：ブリランテ・メンドーサ（Brillante Mendoza）監督 フィリピン
- 『Linhas de Wellington』：ヴァレリア・サーミエント（Valeria Sarmiento）監督 ポルトガル
- 『Paradies: Glaube（Paradise: Faith）』：ウルリヒ・ザイドル（Ulrich Seidl）監督 オーストリア／フランス／ドイツ
- 『Izmena（Betrayal）』：キリル・セレブレンニコフ（Kirill Serebrennikov）監督 ロシア
- 『The Master』：ポール・トーマス・アンダーソン監督 米国
(c)AFP
