【6月4日 Relaxnews】一流ファッション誌の編集部を舞台にメリル・ストリープ(Meryl Streep)とアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)が共演したヒット映画『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』(2006年)の原作となった同名小説の続編が来年春にお目見えしそうだ。

 5月31日の米エンターテインメント・サイトEWによれば、原作者のローレン・ワイズバーガー(Lauren Weisberger)が現在執筆中の続編は、「Revenge Wears Prada: The Devil Returns(プラダを着た復讐:悪魔の再来)」。1作目の発表から10年となる2013年4月に米出版社サイモン&シュスター(Simon & Schuster)から出版される予定となっている。

 1作目の主人公は、架空のファッション誌「ランウェイ(Runway)」に勤めるアンドレア・サックス(Andrea Sachs、映画ではハサウェイ)で、女帝のような存在の編集長ミランダ・プレスリー(Miranda Priestly)のアシスタントとして酷使される毎日と闘うというストーリーだった。映画でストリープが演じたこのプレスリー編集長は、米ファッション界で絶大な力をもつとされる米ヴォーグ(US Voguee)誌のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長をモデルに描いたと噂され、話題になった。

 続編は8年後の設定で、アンドレアは「The Plunge」(突入)という名の結婚情報誌の編集長をしている。かつて、ともにプレスリーのアシスタントとして働いたエミリーも一緒だ。結婚を予定しているアンドレアだったが、その前に再びプレスリーが現れる。(c)Relaxnews/AFPBB News