【1月27日 AFP】英国のコメディーグループ「モンティ・パイソン(Monty Python)」の元メンバーらが、新作映画で集合する。元メンバーの1人テリー・ジョーンズ(Terry Jones)が26日、エンターテインメント情報紙バラエティ(Variety)で明かした。

 同作品のタイトルは『Absolutely Anything』。実写とアニメを組み合わせたもので、数か月以内に英国でクランクインするという。監督を務めるジョーンズは、かつての「パイソン映画」とは違うが、同じ感覚があるはずだと話した。

 ジョン・クリーズ(John Cleese)、マイケル・ペイリン(Michael Palin)、テリー・ギリアム(Terry Gilliam)による声の出演が決定しており、もう1人のエリック・アイドル(Eric Idle)とは出演交渉中だという。俳優ロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)の参加も決まっている。

 脚本はジョーンズとギャヴィン・スコット(Gavin Scott)が20年かけて書き上げた。

 ジョーンズはギリアムとともに、1974年の『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(Monty Python and the Holy Grail)』を監督。そのほか、『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(Monty Python's Life of Brian)』や『モンティ・パイソン/人生狂騒曲(Monty Python's The Meaning of Life)』でもメガホンを取っている。

 メンバー5人がそろうのは、1998年に米コロラド(Colorado)州アスペン(Aspen)で行われたコメディーフェスティバル以来。このときは89年に死去したグレアム・チャップマン(Graham Chapman)も、骨つぼに入った遺灰で参加していた。(c)AFP