南京虐殺描くイーモウ監督作、主演はクリスチャン・ベイル
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【12月24日 AFP】中国のチャン・イーモウ(Zhang Yimou)監督が南京大虐殺を描く映画に、クリスチャン・ベイル(Christian Bale)が主演することになった。イーモウ監督が22日、北京(Beijing)で行った会見で明らかにした。
国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)によると、イーモウ監督はベイルの多才ぶりやプロ意識に感心し、起用。「彼の演技により、この作品が世界中の人々に届き、あのとき中国で何が起こったのかを知ってもらえるだろう」と話した。
『ダークナイト(The Dark Knigh)』や『バットマン ビギンズ(Batman Begins)』などの作品で知られるベイルは13歳のとき、第2次世界大戦を舞台にしたスティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)監督作『太陽の帝国(Empire of the Sun)』に出演し、国際的な注目を集めた。
本作は、ゲリン・ヤン(Yan Geling、厳歌苓)の小説をベースにしたもので、タイトルは『Nanjing Heroes(南京のヒーローたち)』。ベイルは、日本軍に襲われた町で、13人の娼婦と女子学生たちを教会にかくまう米国人の神父を演じる。(c)AFP